Neo4j では、2021/09 現在三種類の公式資格試験を提供しています。
そのうち、Neo4j Certified Professional について紹介します。
項目は以下に分類されています。
Neo4j Certified Professional は、Neo4j クラスターを本番で運用するにあたって、また Graph Database Application を開発するにあたって必要とされる知識・技能が幅広く出題されます。
Cypher のシンタックスから、Neo4j Database の性質や特徴はもちろん、実務で利用する際に知っておくべきデータのインポート方法や Nodes/Relationships を用いたモデリング手法などが問われます。
試験対策としては、自身の理解が不足しているトピックについては、公式ドキュメントや GraphAcademy などの学習リソースを用いて、基礎から理解すると良いでしょう。
また、Neo4j の提供する一連のサービスである Neo4j Desktop/Bloom/Aura/Browser についての基本的な理解も求められます。
学習教材としては、最低限以下の二つを押させておきましょう。
上記に加え、以下のコースの内容について概ね理解していることも望ましいです。
その他、必要に応じて公式ドキュメントを参考にしましょう。
また、Neo4j の基本的な知識を書籍で深めたい方は、『グラフデータベース』 を副読本として利用すると良いでしょう。Neo4j のバージョンは古いですが、データモデリングの下りや Neo4j データベースの内部アーキテクチャの話は、理解を深めるための一助となるはずです。
以下のような問題が出題されます。80% 以上回答できるかどうかが合否ラインです。
その他、Neo4j データベースおよび Cypher の基本的な問いも含まれます。それらはボーナス問題だと捉えておくと良いでしょう。また、Neo4j 4.0 Certification でも出題される問いもあります。先に Neo4j 4.0 Certification を受けている場合は、これもボーナス問題の類と考えて良いでしょう。