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  1. Site Reliability Engineer として働く魅力

    2020 年 4 月に Site Reliability Engineer (SRE) にジョブチェンジしてから丸四年が経過した。それから会社を変えながらも、同じ SRE として働き続けている。飽き性の自分にとって意外と長く続いていることに驚いている。SRE として働く魅力について、改めて振り返ってみよう。 見通しの…
  2. Practice as Feedback Loop

    先日、部全体の Townhall でのプレゼンテーションの機会を頂いた。前期に取り組んだプロジェクトの成果について 15 分で話して欲しいというリクエストで、オーディエンスは 30 人程度。普段 10 人程度の小チーム向けの勉強会での発表には慣れてきたところだったので、この話をいただいた時には、丁度良いストレッチゴー…
  3. Podcast を始めて一年半が経過した

    London Tech Talk の収録・公開を始めてから、およそ一年半が経過した。現在考えていることを言語化してみたい。 Podcast == Community London Tech Talk は、コミュニティとして機能している。これは意図して作り上げてきたものであるし、これからもこの考え方を中心に運営していく…
  4. Preforking Servers and Reforking

    Unicorn に代表される Prefork 型の HTTP サーバーは、起動直後に子プロセスを fork(2) する。プロセスごとにクライアントのリクエストを処理することで、パフォーマンスを向上させることが目的だ。Apache (mod_prefork) や Gunicorn (Python) も同様の Prefo…
  5. 2023 年振り返り

    2023 年を振り返る。 Reading 今年は、瀧本哲史先生と Nassim Nicholas Taleb の年だった。 瀧本哲史先生の著書は、『僕は君たちに武器を配りたい』を大学生時代振りに再読したことをきっかけに、殆ど全ての著作を読むに至った。『君に友だちはいらない』を読んでコミュニティ作りに対する意識を変えた…
  6. VectorDB 2023

    VectorDB の 2024 年 12 月現在における各社のプロダクト展開についてまとめる。 Pinecone 筆頭に挙げられるのは Pinecone (pinecone.io) だ。2022/3 に Series A で $28M、さらにその約一年後の 2023/4 に Series B で $100M の資金調…
  7. Neo4j を VectorDB として使う

    Neo4j は v5.13 で Vector search index を実装した。使い方は他の VectorDB と同様で、ベクタライズしたデータを Vector Index に格納する。Cypher クエリを通じて近似解を導出する。 この記事では、Vector Index の使い方について紹介する。具体例では、ノ…
  8. Semantic Search をブログに実装した

    Semantic Search をブログに実装した。VectorDB (Pinecone) の実験としての意味合いが強い。 技術構成を紹介する。まずはインデックスの更新フローについて。Markdown ファイルで入稿したブログ記事から、Gatsby でビルド時にメタデータを抽出する。メタデータとしては、記事の URL…
  9. PLUTO を読んだ

    浦沢直樹氏の "PLUTO" 全8巻を読み終えた。想定を超えるストーリーのテンポの良さと引き込み力に、一晩で一気読みしてしまった。後悔はしていない。 さすが浦沢直樹ワールドとでも呼ぶべきか。鉄腕アトムという漫画界の金字塔とでも言うべき作品に、真っ向から挑み、砕けることなく、その隣に全く新しい金字塔を立ち上げた。その力…
  10. Antifragile

    "The Black Swan" で有名な Nassim Nicholas Taleb は、続編の"Antifragile" において Antifragile (反脆弱性) という概念を紹介した。 Antifragility は Randomness と Disorder を好む性質のことで、具体的には頭を切られるた…
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